富田林市の動物病院なら『うぃっと動物病院』へ。犬、猫専門です。一般診療、予防医療・健康診断、手術、各種専門診療(整形外科・神経科・眼科・循環器科)、セカンドオピニオン対応、しつけ、シニア教室に対応いたします。

避妊手術・去勢手術

当院は、基本的には早期の不妊手術の実施をお薦めしています

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わんちゃん ねこちゃん

大前提として、避妊・去勢手術の実施について、決定の権利は飼い主様にあります。
つまり実施するかどうかは飼い主様が自由に決めていいことです。
ただし、次に記載している様なメリット・デメリットを
正しく把握した上で検討していただけたらと思います。

実施希望の際は、基本的には診察中に日程の調整も含めてご相談させていただきますので、
わんちゃん、ねこちゃんと一緒にご来院下さい。

メリット

さまざまなストレスの軽減

雌の発情期には、ホルモンの影響で精神面が不安定になり、食欲不振などの症状が認められることがあります。発情後は、巣作り行動や乳汁が出てくるなどの『偽妊娠』が認められることもあります。
雄の発情期には、攻撃性が高まったりマウンティングや排尿行動などが増加することがあります。
出産の予定の無いわんちゃん、ねこちゃんにとっては、これらのケースは定期的なストレスとなってしまうことも少なくありません。

望まれない妊娠の回避

たとえ飼い主様が望まなくても、発情期に交尾をして妊娠することがあります。
出産したとしても、日常のお世話はもちろんですが、動物病院へ健診や予防接種に連れて行ったり、自分で飼えない場合は新しい里親を探さなければなりません。望まない出産であった場合は飼い主様の負担はかなり大きいものとなってしまいます。
発情によるストレスの軽減、望まれない妊娠を防いであげることは、避妊・去勢手術の代表的なメリットといえます

病気の予防・その他の代表的なメリット

  • 雌は、子宮蓄膿症や子宮・卵巣腫瘍、乳腺腫瘍など
  • 雄は、精巣腫瘍(特に精巣が正常に降りて来ていない潜在精巣のケースは要注意!)や前立腺疾患、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫など
  • 若い時期に避妊・去勢手術を実施することで、上記の病気に出会う可能性を大きく下げてあげることができます。

デメリット

まず第一に子どもは生涯できなくなりますので、こどもを産ませたいなとお考えの際は、十分にご注意ください。

全身麻酔

手術は全身麻酔をかけて行うため、麻酔に対してのリスクは、極めて低いとはいえ考慮しなくてはなりません。100%安全な麻酔は世界中どこを探してもないとは言われていますが、手術前に、血液検査やレントゲン検査を用いた体調のチェックをしっかり行ってあげることによって、そのリスクを限りなく0%近くまで減らしてあげることができます。

肥満になりやすくなる

避妊手術後は、ホルモンの影響により食欲の増進や代謝カロリー量が減少し、肥満になりやすくなります。
手術後、体重の増加が見られる場合には、フードの量を調整したり、種類を変更したりすることで対策します。

尿失禁

避妊手術を受けると性ホルモンの分泌が減少し、その影響で稀に尿失禁になる雌がいます。一方、雄の場合の尿失禁はあまり見られません。
手術直後ではなく、時間が経ってから排尿に関連する筋肉がうまく収縮せず、緊張やリラックスなどをきっかけとして、尿漏れが起こりやすくなります。時間経過とともに改善するケースが多いですが、ホルモン剤を用いて治療することもあります。

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