わんちゃん・ねこちゃんの歯のことなら当院へご相談ください
歯科疾患として、わんちゃんでは歯石沈着・歯周病、
ねこちゃんでは歯肉口内炎がよく遭遇する病気です。
歯周病
高齢のわんちゃんに多いと思われがちな歯周病ですが、定期的な口腔ケアを実施していない小型犬の場合、9ヶ月齢から歯周病は始まるとされています。
わんちゃん・ねこちゃんの歯の健康維持には、歯ブラシや歯磨きガムなどを用いた自宅での定期的なデンタルケアの実施が必要不可欠です。
当院では、まず自宅でのデンタルケアの方法について指導させていただきます。
口を触れる・触れないに関わらず、わんちゃん・ねこちゃんそれぞれに合ったケア方法をご提案させていただきます。
また、当院のスケーリング処置(歯石除去)は、麻酔下での実施を推奨しております。
表面の汚れを除去するだけでなく、歯周病が進行しないよう、歯肉ポケットに付着した歯石や歯垢も取り除く為です。
無麻酔下での処置は、動物たちに恐怖心を与え、自宅でのデンタルケアに影響を及ぼすことも少なくありません。
最近では、歯周病は口腔内の病気だけでなく、歯周病に関連した細菌が血液を通じて全身に流れ、敗血症を引き起こしたり、身体中の様々な臓器に悪影響を及ぼすという報告もあります。
全身臓器の様々な病気予防としても、歯周病予防やデンタルケアは非常に大切です。
些細なことでもかまいませんので、是非一度ご相談ください!
歯肉口内炎
猫の歯肉口内炎は、細菌感染だけでなく、猫カリシウイルス・猫免疫不全ウイルスなどのウイルス感染が関与しているとされており、基本的に内服のみでは完治しないことがほとんどです。
症状としては、口臭・よだれが酷い、食欲低下などがあげられます。
症状が軽度の場合は、外用薬や内服によって治療することが可能ですが、食欲不振や痛みなどの再発を繰り返す場合は、必要に応じて抜歯による治療などもご提案させていただきます。