循環器疾患は日常生活で気づかれにくいのが特徴です
普段の日常生活では気づかれにくい循環器疾患ですが、
以下の症状が認められた場合は当院にご相談下さい。
- 咳の回数が増えた
- 運動を嫌がる、疲れやすい
- ふらつく、倒れることがある
- 苦しそうに呼吸をしている
- 舌の色が紫色
- など
診断には心エコー検査や血液検査の実施が必要
近年、動物たちの平均寿命が伸びたことにより、心臓病と診断される動物は徐々に増えています。
心臓の病気は初期症状が分かりにくく、気づいた時には命に関わる状態になっていることも少なくありません。
犬の場合、聴診での心雑音の発見により早期の診断が可能ですが、猫では心雑音が認められないことも多々あり、診断には心エコー検査や血液検査(外注検査)の実施が必要です。
当院はACVIMステージ分類(アメリカ獣医内科学会による心不全分類)に沿った治療をご提案させていただきます。
レントゲン検査および超音波検査により、現時点で薬が必要な状態かを判断し、今後の治療方針を相談させていただきます。
心臓病は基本的に治る病気ではありません
早期に診断・治療することで、病気とうまく付き合いながら、動物たちの健康な状態を維持してあげることが目標となることも多いです。
また、心臓病は重篤な状態になってから気づかれることも多々あります。
「昨日まで元気だった子が急に亡くなった」ということも少なくありません。
普段から病気を理解し、把握しておくことが非常に重要です。
「心臓病と診断されたけど今後どう付き合っていったら良いのか?」
「高齢になってきたので心臓病がないか心配」など些細な相談でもかまいませんので、一度ご来院していただけたらと思います!